日常生活で少し屈んだり、物を持った時に発生する場合の「腰痛」

本当に辛いですよね。

腰が痛くなる原因の一つに「中殿筋」という筋肉が深く関係しているのをご存知ですか？

この中殿筋という筋肉は、骨盤の腸骨稜と呼ばれるところから、太ももの骨の大転子と呼ばれるところに付着し、骨盤と太ももの骨をつないでいます。

歩行や、日々の生活で身体が左右にぶれるのを防ぎ、身体をを安定させたり、

腰を曲げる時に骨盤と太ももの骨をつなぐ支えとしてとても重要な役割をしています。

この筋肉がよく機能することで腰がスムーズに曲がるのです。

日常的にとても多く使う筋肉にもかかわらず、疲労を感じにくい筋肉でもあるので、相当な負担がかかっているにもかかわらず知らぬ間に使い続けてしまいます。

そのため、筋力が弱くなっていたり凝り固まっていると、中殿筋をうまく使うことができず

身体は腰の筋肉だけで身体を動かしたりバランスを保とうとするので通常より大きな負担が腰にかかるのです。

 結果、腰に痛みが現れ、腰痛の完成となります…

当院では痛みの原因となる腰の筋肉の緊張を見極め筋の硬結を緩めていくなかで、中殿筋が重要なポイントの一つになっています。

そしてストレッチをして股関節の動きがスムーズにし、腰回り全体を動きやすくします。

結果、腰回りの負担が軽減され、腰だけに頼る動作も改善されるので、腰が楽になります。

様々なケースの腰痛を対処しておりますのでぜひご相談くださいね。

治療に来ていただいて、さらに自分でケアするとより効果的！！

自分でできるストレッチや、トレーニングを紹介します。

中殿筋のストレッチ

・ 右側を伸ばす場合

仰向けで左足の膝を立てます

右足を左足の太ももにのせます

そのまま、左足を自分の方に引きます

この時、自分の上半身も迎えに行くようにするとより伸びます

中殿筋のトレーニング

 横向けで寝ます

下側の足を軽く曲げ、両手を使って体のバランスをとります

そのまま上側の足をまっすぐ上に挙げます

この時、

・身体がしっかり横向きになっていること

・つま先が軽く下を向くこと

・下の足より前に出ないことに注意するようにします