最近、背中が丸まって猫背になっている人を多く見かけます。
自覚はありつつも改善できない・・・。
しかし、猫背は身体にとても多くの悪影響を及ぼします。
①肩のこり、痛み
猫背では、肩が前に巻き込まれている状態です。
すると肩周りの筋肉は引き伸ばされ、負担がかかってしまいます。
その状態が続くことにより肩周りのこり→痛みの順に悪化していきます。
②首の痛み
背中が丸くなると、その分頭が前に出てきます。
それにより、頭の重みが首にかかるので、首の痛みに繋がります。
③背中、腰の痛み
背骨は横から見るとS字状に湾曲しています。
背中の湾曲が強くなってしまうと、バランスをとるように腰の湾曲も強くなってしまいます。
湾曲の強い部分では、筋肉により負荷がかかってしまうので、痛みを生じやすくなります。
④内臓への悪影響
お腹にはたくさんの臓器が入っています。
猫背で背中が丸まってしまうとお腹が潰され、中に入っている内臓が圧迫されてしまいます。
結果、血行が悪くなり、うまく機能しなくなります。
このように、少し姿勢が悪いだけで身体に不調が出やすくなってしまいます。
今すぐにでも解消し、いい姿勢を取り戻したいですところですね。
猫背になってしまう主な原因として
①胸の筋肉が固く縮こまってしまう
②背中の筋力の低下 などが挙げられます。
そして、それらの対策として胸の前のストレッチ、お腹や背中のトレーニングがあります。
・胸のストレッチ
壁に手をついて、体を壁の反対に捻ることで胸全体を伸ばしましょう。
手をつく高さによって伸びるポイントが変わってきます。
・背中のトレーニング
テーブルや椅子に手をついて少しうつぶせの姿勢になります。
手をぶらんとさせた状態から肘を真上に向かって持ち上げます。
この時、肩甲骨が動くのを意識して行い、肩甲骨の間が疲れればOKです!
ペットボトルなど、重りをもって行うとより効果的です。
猫背をセルフケアで改善していきましょう!
また、筋肉が縮こまって身体の動きを阻害していることもあるので、ぜひ一度ご相談下さいね。